スペクトラ SP200
この照明器具について、ご存知の方は「ブルジョワな器具を使いやがって・・・。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにお値段は結構な額がします。
私も最初に見たときは「たっかー、こんなん買えんわー」と思ってました。
が、↑のページと開発者の明林さんのTwitter
を読んでいるうちに、照明やサンゴに対する想いやこだわりに共感してしまい、もう欲しくて我慢できなくなってきてしまいました。
それまでは、ヤフオクで見つけたグラッシー(レディオではないの)や、よく分からないメーカーのシステム照明を使ったりしておりました。
が、やはりミドリイシをきれいな色に維持することはできずにいました。
というより、茶石にしてしまっていました。
ですが、スペクトラを入れると念願の色上げが!!
↓はヤフオクで購入したストロベリーショートケーキです。
掲載写真にかなり騙されています(笑)、というかストロベリーかどうかさえ怪しいレベルでしょこれ?
ですが、しばらく経つと・・・、
こんなにきれいな毒苺に。
こんな結果見たらもう一台欲しくなっちゃうじゃないですかぁ。
(当時は1200幅でしたので、一台だと両サイドが暗すぎでした。)
というわけで、現在はスペクトラ2台体制です。
添加剤も使ってるんじゃないの?という声もありそうですが、自慢ではありませんがうちの水質は悪い方です。
水換えもほぼ1〜2ヶ月に1回程度です。
リン酸は白骨化に直接つながるのでフォスフェイトリムーバーは使っていますが、
フォスフェイトリムーバー↓
それ以外の添加剤とすればヨウ素
とbiomarine Aquaくらいのものです。
あとは特にはしていないので、水質さえある程度安定すればスペクトラがあればミドリイシの色揚げが可能ということです!
いい色になりますよ。
色々設定もいじったり、Twitterの記事を参考にしたりしながら、今は↓のような設定で運用しています。
どうですか?
欲しくなってきませんか?
あれこれ迷って買い換えるより、一回買っちゃった方がお安いかもですよ。
うちの立ち上げ記録
お小遣いでやりくりしている貧乏アクアリストなので、今の機材で新品で買えたのは水槽セットと照明器具だけです。
水槽も元々はお安い中古のオーバーフロー水槽と自作濾過槽でまわしておりました。
が、昨年幸運にも家を購入することができ、奥様から新しいリビングに置くにはあまりにみすぼらしいとのことで、新品の購入をお許しいただきました。
アレやこれや物色して、アクアギフトさんのLANDENになりました。
ネプチューンの方が濾過槽が大きくていいかなと思ったのですが、フランジがないのでやめておいたら、後々加工できるように・・・。
もうちょっと早くやってくれればいいのに〜、ってのはいいこなしですね。
こんな感じで届きます。
はい、一人では運べません。
めちゃ重です。
2階リビングで床の補強もできなかったので、厚めの板を敷いてもらい加工していただきました。
その加工に来ていらしていた大工さんに手伝っていただき、なんとか2階に設置できました。
水槽台下の巾木が補強用の板です。
床板と同じ加工をしていただいて、違和感なく収まりました。
このときは、それまで住んでいた部屋の退去まで1週間ほどしか時間がありませんでした。
はっきり言ってかなり無理な立ち上げなので、おさかな達がかなり不安がありました。
ですので、シュリンプさんの天然海水と底砂にアラガライブ+bioaqua marineを混ぜ込み祈るような気持ちで立ち上げを始めました。
天然海水投入。
退去日ギリギリまで2日間回してお祈りしました。
この水槽から↓へ
幸運にもお魚たちは白点が出ることもなく元気に引越ししてくれました。
天然海水や、それまでの水槽で濾過槽で熟成された(?)zooxのバイオメディアが効いてくれた気がします。
2日後、残念ながらトゲとハイマツが白骨化してしまいました。
割ってみましたが、トゲは復活してくれませんでした。
が、ハイマツは今でもなんとか生き残ってくれています。(最近やっと成長に転じてくれた気がします)
引越しからひと月後。
ほぼ元気に生き残ってくれました。
すると奥様から、照明が見えてるにが気に食わないということでキャノピーを作ってもらうことになりました。
お願いしたのはこちら。
メールや電話のやり取りでしたが、とても丁寧にご対応していただきました。
合わせて右側の二酸化炭素ボンベも見えていて文句を言われてしまったので、台も一緒にお願いしました。
こんな感じに仕上がりました。
なんだか今までやってきた貧乏水槽とは大違いになり、本当に自分の水槽か!?と思う程の変わりようです。
その後も今日まで、いくつかミドリイシは白骨化させてしまったものもありますが、おさかな達は元気に育ってくれています。
退去日と引き渡し日がギリギリということでかなり無理な立ち上げではあったかと思いますが、もともとの濾過材があったこと・天然海水が大きく貢献してくれたと思います。
ゴールデンバタフライ
今まで何度か挑戦しましたが、うまくいかなかったゴールデンバタフライに手を出してしまいました。
昔購入した時は1諭吉ちょっとくらいでしたが今はその3倍以上。
円安も相まって最近のお魚たちは高くなってしまいましたね。
しかもチョウなので、サンゴも心配。
一度は諦めたものの、REEF -TRIGGERさんからの購買欲を煽る動画。
粒餌を意欲的に突く姿を見てしまい、購入となりました。
導入初日から粒エサに突進していってくれていたので、今回はうまくいきそうな感じを漠然と受けました。
導入3日目からちらほら白点が。
チョウなので行く分は仕方ないかと、様子を見ていましたがちょっと増え方が嫌な感じ。
で、REEF SAFE MEDICの登場となりました。
以前使った時は、ポリプが縮んでしまっていたのでミドリイシのことを考えると躊躇しましたが、流石にゴルバタさんを落とすわけにはいかないので、投入です。
推奨値の量を投入しましたが、効きがイマイチだったので限界値の3倍まで入れると、白点が消えていきました。
3日ほどで綺麗さっぱり白点がなくなったので、ポリプのでも悪くなっていましたので2/3の換水を行いました。
すると、次の日の朝白点再発、しかも結構大量。
ちょっと覚悟する程でした。
そこから、再度3倍領の添加を続け今日で7日目ですがだいぶきれいになくなってきてくれています。
規定量が10日間でしたので、そこまでは換水しない方が良さそうです。
クイーンに軽く追いかけ回されながらも、元気に泳いでいてくれています。
幸いサンゴも今回は白骨化はなしでした。
あと2日経ったところで、徐々に換水をしていこうかと思います。
ミドリイシ回復
8月に我が家の御神木(REEF-TRGGER産インドネシアブリード)が白骨化。
半月ほど前にスキマーが止まっていたのは知っていました。
底砂やzooxの濾材が効いてるから、ゆっくり探そうと鷹をくくっていました。
そうするとリン酸塩がみるみる上がり、ミドリイシはどんどん調子を崩す。
大きく育ったスギは全部白骨化。
スキマーの力を舐めていました。
すぐに↓を購入。
めっちゃリン酸塩濃度を下げてくれます。
硝酸塩は高めでもミドリイシは生きていますが、リン酸が高くなるとかなり厳しそうです。
フォスフェイトリムーバーのお陰でリン酸が下がり、なんとか復調路線に乗ってくれました。
今日御神木を見ると、再被膜してきれいに白骨化したところは治りました。
調子を取り戻すまで、紆余曲折がありましたが、それはまた。